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2010年01月04日
 2010年 新春のご挨拶

あけましておめでとうございます。

このところの「エコ社会」志向は「成長」とは何かについて考えさせずにはおきません。

私は企業は成長を志向しなければ生き延びることさえ難しいと考える者の一人です。

さて、生き延びることと、成長に違いはあるのでしょうか。

こんなときは、超単純な生物に注目してみることも意味がありそうです。

芽胞細菌とか、粘菌と呼ばれる単細胞は、生き延びるのに過酷な環境になると、驚くべき生態を見せます。

芽胞細菌は丈夫な殻に閉じこもって代謝活動をすべて止め、次に良い環境が訪れるまで一万年以上もじっとしていたという記録があるそうです。

学部時代、たいして真面目に勉強したわけではありませんが、この芽胞細菌の話とウイルスは進化の結果、余計なものをそぎ落としてここまで単純化したという話は記憶から離れません。

粘菌の方は、最近知ったのですが、生きにくい状況になると、あっという間に胞子を作って、住みやすい場所を求めて飛んで行くといいます。

そしてどちらも結局は成長を再開し、数億年も生き続けています。

企業はもとより、単なる細菌と比較できるものではありません。

しかし、この「生き延びる」ことと「成長」することの意味を本気で考える時期にきているのかもしれません。

SHIFTは今年もアイデンティティ問題を探求し続けます。


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